【データ×クリエイティブ】テクノロジーの力で新しいタッチポイントを創出したマセラティ

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高級車マセラティがドイツで実施したデータを活用した施策。カンヌライオンズ2016のイノベーションでシルバーを受賞しています。

Italian of Art Persuasion / Maserati(2016)

「ターゲットが競合車を検討する時に、自社の車の情報を届けられたら売れそうだよね!」そんなことをデータの力によって実現した施策です。ドイツではマセラティのショールームはわずか22、対して競合(BMW、Mercedes、Audi)は1700という圧倒的なブランドパワーに差があるのが現状だそう。そんな劣勢の状況をひっくり返し受注に結びつけるために実施されたのがこちらのアイデア。

BMW、Mercedes、Audiの試乗に行こうとグーグル検索をする人をターゲットに設定。「test drive Audi A6」「test drive BMW 5 series」といった検索ワードを完全にジャックし、これらのワードで検索した人に対しMaseratiの情報を届けつつ、「MaseratiのGhibliに試乗して、(AudiやBMWの)ショールームまで行きませんか?」とMaseratiの試乗を促すという施策。

これまで捉えることができなかった「競合車を検討中のターゲット」をテクノロジーの力で補足し、自社商品とのタッチポイントに変えてしまうというアイデア。データによって新しいタッチポイントを出現させた、とも言えるでしょう。アドテクノロジーの発展により、こういった事例はもっと増えていくと思われます。

PLANNING TIPS

これまでにないタッチポイントで商品訴求をできないか考えてみる

 

以上、マセラティが実施した施策のご紹介でした。

※記事内の画像はYouTubeよりスクリーンキャプチャ