商品が必要とされるモーメントを捉えた、ハンドソープブランドの施策

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ユニリーバのハンドソープブランドLifebuoyがUAEで実施した施策。カンヌライオンズ2015のプロモでシルバー、ダイレクトでブロンズを獲得しています。

HANDLE ON HYGIENE / Unilever(2015)

ショッピングカートのハンドルって、改めて考えてみるとめっちゃ汚いですよね。毎日たくさんの人たちが触っているんだから。100万個以上もの菌が付着しているという調査結果もあるようです。

この単純明快なインサイトを捉えた企画が「HANDLE ON HYGIENE」です。カートのハンドル部分に装着できる「除菌ソープ入りのリング」を開発、このリングをスライドさせるとハンドル部分に付着した菌を除菌できるという仕組み。もちろん、この除菌ソープがLifebuoyという構造になってます。

この装置を中東最大のスーパーマーケットに導入し話題化したようで、テレビ番組などのメディアパブリシティも獲得しています。

この施策により、セールスも劇的に向上したんだそうです。

プランニング上のポイントだなと感じたことは、インサイト発想を起点に、いかに商品が必要とされるモーメントを見つけられるか。この場合、手軽に除菌できるという商品特性から逆算し、「よく考えたら、ショッピングカートのハンドルって汚いよね」というインサイトを発見したところで“勝ち”ですね。

PLANNING TIPS

商品が必要とされるモーメントを、USPから逆算で考えてみる

以上、ハンドソープブランドが実施した施策のご紹介でした。

※記事内の画像はYouTubeよりスクリーンキャプチャ