目には目を?移民差別の落書きに立ち向かうアイデアとは?

f:id:vinylunit:20170702204450p:plain

移民排斥の落書きに立ち向かったキャンペーンをご紹介します。Design部門でゴールドライオンを獲得した仕事です。

ART BEATS HATE / Legacy Berlin (2016)

ドイツでは移民排斥を訴えるデモが勃発、街壁の至るところに人種差別的な落書き(ナチスが用いたハーケンクロイツ)が増えている状況に陥っていました。落書きを消すのにもコストが必要ですし、再び落書きをされてしまうというイタチごっこ的な展開が想定されます。そんな課題に対して、クリエイティビティの力で挑んだのがこちらのキャンペーン。“目には目を、落書きにはグラフィティを”ということで、落書きを生かしたグラフィティに書き換えることで、この落書きをポジティブなメッセージへと転換していきました。「#PAINT BACK」というキャンペーンコピーの下に、オンラインフィルムやポスター、ワークショップなどで人々を巻き込み、この活動への参加を促しました。また、ネットニュースやテレビでも大きく取り上げられ、話題となったとのこと。問題点を隠すのではなくデザインの力で生かすことによって、メッセージをより強く伝えることに成功していますね。

以上、移民差別の落書きに立ち向かうアイデアのご紹介でした。

※記事内の画像はYouTubeよりスクリーンキャプチャ